日本GIFの中山幹康理事長らが参画した研究論文が、学術誌『The Maldives National Journal of Research』に掲載されました。本研究は、気候変動の危機に直面する太平洋の環礁国、マーシャル諸島とキリバスの学生を対象に 、彼らの気候変動への「意識」に何が影響しているかを、機械学習というデータ分析手法で解明しました 。
その結果、両国ともメディアの影響は大きいものの 、マーシャル諸島では家族やコミュニティとの「社会的なつながり」が 、キリバスでは「学校教育や宗教」が強く影響しているという、国ごとの特徴が明らかになりました 。
この成果は、それぞれの地域文化に合わせた効果的な気候変動対策を考える上で重要な知見となります。