中東地域では水資源が限られており、海水を淡水に変える「海水淡水化」プラントが、人々の生活を支える重要なインフラとなっています。この技術で造水された水は飲料水として利用されるだけでなく、都市緑化や農業の現場でも一部活用されるなど、多様な形で社会に貢献しています。

今回のセミナーでは、アラブ首長国連邦（UAE）在住で海水淡水化事業の開発及び履行業務を行っている丸紅株式会社の松井正氏を講師に迎え、中東における海水淡水化事業の最新事情や課題について、専門的な視点と現地の実情を交えながら分かりやすく解説していただきます。

セミナーでは、海水淡水化技術や中東での導入に関して、その変遷及び近年の効率化・大型化の進展について、各国の状況なども含めて解説します。

また、海水淡水化事業が直面する電力消費量低減・濃縮海水（ブライン）処理などの課題・取り組み状況、地域経済や社会課題への影響などについて、事業に従事している現地での経験なども踏まえてお話しいただきます。

日本GIFのオンラインセミナーは、講師と参加者との質疑応答の時間を長めに取っております。中東地域情勢、海水淡水化技術・プラント建設運用、中東地域の環境問題、水問題などに関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。また、関係部署等に、情報を転送していただければ幸いです。

開催日時：2025年1月31日（金）14時～15時半

開催方式：Zoomを使用したウェビナー（オンラインセミナー）

☆事前のご登録を下記よりお願いいたします。

参加費：無料、どなたでもご参加いただけます。

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_EP3SNqYwQaqu8EKRNHUEvw

※Zoomの仕様上、お名前を日本語で入力されると、ご登録確認メール記載の姓名が逆転いたします。ご容赦いただきますよう、よろしくお願いいたします。

松井　正（まつい　ただし）氏プロフィール

1992年丸紅株式会社入社。20年以上に亘り駐在歴のあるカタール、サウジアラビアを含め、中東地域を中心に水ビジネスに従事。現在、中東向け水ビジネスの開発拠点であるMarubeni Water Development and Investment Limited社長（在UAEドバイ）。

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