2021年度に実施した委託研究「中東・北アフリカ・欧州広域電力網の経済分析に関する調査研究」報告書の概要版を公開いたします。
委託先:高嶋隆太博士 東京理科大学理工学部教授(日本GIF評議員)
概要:
GCC(湾岸協力会議)諸国(サウジアラビア、オマーン、カタール、クウェート、アラブ首長国連邦、バーレーン)が有する送電網における加盟国や、送電系統運用者であるGCC系統機関それぞれの発送電に関わる経済分析モデルを構築し、トルコ、北アフリカ(エジプト)、欧州送電網といった他地域との接続に関する施策の便益の算出を試み、本施策のメリット・デメリットについて地政学的なリスクも踏まえて評価を行った。