特別オンラインセミナー「エチオピア情勢と『アフリカの角』におけるインフラストラクチャー開発」開催のご案内

「アフリカの角」とは、インド洋や紅海に面しスエズ運河や地中海に繋がる海上交通の要衝である半島状の地域を指しますが、同地域には、ソマリア、エリトリア、ジプチが含まれ、更に内陸国とは言えその一部としてエチオピアも含むと考えられます。エチオピアは、近年まで2桁成長を続けてきましたが、昨年11月北部ティグライ州と連邦政府の間に内戦が発生し、一時鎮静化したかと思われましたが再び情勢が悪化し、11月2日、連邦政府は非常事態を宣言しました。すでにティグライ州等から隣国スーダンや国内各所への避難民が発生し、食糧不足や深刻な人権侵害の報道もあります。

日本GIFは、FOIP(自由で開かれたインド太平洋)構想の最西端である東アフリカでのインフラ開発に着目しています。9月と11月には、東アフリカをテーマにオンラインセミナーと国際会議を開催し、多くの反響を得ました。

このたび、緊迫したエチオピア情勢の背景、インフラ開発を含む東アフリカの経済・社会の開発に及ぼし得る影響等についての臨時のセミナーを企画いたしました。2018年から昨年までエチオピア大使を務められ、当財団の評議員でもある松永大介大使を講師にお迎えしてお話を伺います。

セミナーにご参加されるみなさまとの質疑応答の時間を長めに取らせていただき、松永大使にご回答いただく予定です。エチオピア情勢、東アフリカ情勢、この地域でのインフラ開発にご関心のある方のご参加をお待ちしております。また、関係部署等に、本メールを転送していただければ幸いです。

開催日時:2021年12月9日(木)14時~15時半

開催方式:Zoomを使用したウェビナー(オンラインセミナー)

☆事前のご登録を下記よりお願いいたします。

参加費:無料、どなたでもご参加いただけます。

(イベントは終了しました。)

※Zoomの仕様上、お名前を日本語で入力されると、ご登録確認メール記載の姓名が逆転いたします。ご容赦いただきますよう、よろしくお願いいたします。

松永 大介(まつなが だいすけ)氏プロフィール

1979年東京大学卒。1985年スタンフォード大学経営学修士(MBA)取得。

1979年日本銀行入行。1982年外務省入省、その後在マレーシア大使館経済部長、外務省沖縄事務所副所長、外務省気候変動室長、国際報道官、在ベトナム大使館公使、在香港総領事館首席領事、在ドバイ総領事、在エディンバラ総領事を務めた後、2018年から2020年まで在エチオピア特命全権大使。日・エチオピア友好協会名誉会長、アディスアベバ日本庭園・茶室をよみがえらせる会代表。

2021年より、日本GIF評議員。

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