気候変動対策として、「脱炭素」への動きが世界的に急加速しています。日本では特に、水素の利用に注目が集まっており、この話題をメディアで見かけない日はないほどです。
日本GIFは、持続可能な社会の実現のため、「脱炭素社会」について研究を続け、水素にも10年以上前から注目してきました。現在、コロナ禍からの経済回復を目指し、世界で公民による「グリーン投資」が活発になっています。日本でも、水素のサプライチェーンや、「水素社会」のパイロットプロジェクトが推進されています。こうした状況の中で、日本GIFは、水素を利用して何を実現すべきか、「水素社会」を構成するインフラの現状と課題、日本の国際的な立ち位置を確認し、「水素社会」を世界に展開し持続可能な社会の実現につなげていくための日本の役割について、改めて検討したいと考えております。
この度、株式会社ユニバーサルエネルギー研究所 代表取締役社長の金田武司氏を講演者にお迎えし、「水素社会と国際協力-水素社会の課題と展望-」についてのオンラインセミナーを開催いたします。
金田社長は日本のエネルギー業界の第一人者として、公平・ 中立な立場から、日本のエネルギー施策に独自の提言を続けておられます。2020年には電気事業連合会のYouTube動画「エネルギーアカデミー」にご出演され、日本のエネルギー事情について一般向けにわかりやすくご解説されるなど、複雑な問題を社会に伝える役割を積極的に担っておられます。
本セミナーでは、世界における水素開発の経緯・政策、なぜ水素が利用されるのか、諸外国での水素利用の現状、水素インフラに関わる課題、水素利用に関する実例等について、金田社長の豊富なご知見やご経験をもとにお話しいただく予定です。
世界的な気候変動対策、再生可能エネルギーの国際的な普及や「水素社会」の展開、水素関連インフラの今後の動向などにご関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。
開催日時:2021年5月19日(水)14時~15時半
開催方式:Zoomを使用したウェビナー(オンラインセミナー)
☆事前のご登録を下記よりお願いいたします。
(イベントは終了しました。)
※Zoomの仕様上、お名前を日本語で入力されると、ご登録確認メール記載の姓名が逆転いたします。ご容赦いただきますよう、よろしくお願いいたします。
金田 武司(かねだ たけし)社長プロフィール
1985年、慶應義塾大学理工学部機械工学科卒。1990年、東京工業大学大学院 エネルギー科学専攻 博士課程修了(工学博士)。同年、株式会社三菱総合研究所入社。同研究所エネルギー技術研究部 次世代エネルギー事業推進室長。2004年、株式会社ユニバーサルエネルギー研究所 代表取締役社長。
東京工業大学大学院、 東京大学大学院、立命館大学大学院、芝浦工業大学 非常勤講師。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)技術委員、八戸市地域再生政策顧問、世界エネルギー会議WEC 委員など歴任。
ニュース番組にてコメンテーター、YouTube出演など多数。
著書『東京大停電 ~電気が使えなくなる日~』(幻冬舎、2018年)
http://www.ueri.co.jp/kaneda.html
☆本ページの印刷用PDF(198KB)